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居宅ケアマネの仕事内容と1日の流れ|看護師から転職した私の実例

ケアマネ・介護
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めぐみ
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ケアマネって実際なにをしているの?

めぐみ
めぐみ

看護師からケアマネになったら働き方はどう変わるの?

私は都内の大学病院のICU・CCU・救急救命で12年、治験CRCで12年働いたあと2025年12月から居宅介護支援事業所のケアマネジャーとして働いています。

まだ経験の浅いケアマネですが、だからこそ「なる前に知りたかったこと」をお伝えします。

この記事では居宅ケアマネの仕事内容と私の実際の1日の流れ、看護師時代との違い、そして正直「大変だな」と感じていることまでリアルにお伝えします。

居宅ケアマネの仕事内容

居宅ケアマネの仕事は大きく分けると次の5つです。

①相談、アセスメント

利用者さんやご家族から相談を受け、生活状況や困っていること、希望する暮らしを確認します。病状だけでなく家族関係や住環境なども含めて整理し、必要な支援を考えます。

② ケアプランの作成

利用者さんの心身の状態や生活の希望を聞き取り(アセスメント)、どんなサービスをどれくらい使うかの計画書=ケアプランを作成します。看護師時代に看護計画を立てていた経験がそのまま活きる仕事です。

③モニタリング訪問(月1回)

私の勤務先では原則として月1回、利用者さんの自宅を訪問してモニタリングを行っています。
高齢の方のお話は脱線することも多く世間話を聞いている時間もけっこうあります。でもその雑談の中に生活の変化やご本人の本音が隠れていることも多いんです。

詳しくは、ケアマネのモニタリングでは何を聞く?をご覧ください。

④ サービス担当者会議の開催

利用者さん・ご家族・各サービス事業所を集めてケアプランの内容をすり合わせる会議を開きます。多職種の間に立つ「調整役」としての腕の見せどころです。

⑤ 給付管理・事業所との連絡調整

毎月の介護保険の給付管理(実績の確認・請求関連の業務)に加え訪問で気づいたことを各サービス事業所にフィードバックする連絡業務があります。この業界、FAXや紙、電話でのやり取りがとにかく多いです(これは後述します)。

私の1日の流れ|夜勤なし・残業なしの働き方

私の勤務条件

  • 勤務先:居宅介護支援事業所
  • 勤務形態:週3日のパート勤務
  • 勤務時間:9時00分~17時00分
  • 担当件数:約20件
  • 訪問件数:多い日は1日4件

※以下は、訪問が多い日のスケジュール例です。
仕事内容や訪問件数は、事業所や担当件数によって異なります。

時間内容
9:00出勤。FAXの確認、当日の訪問準備
10:00〜11:00訪問1件目(モニタリング)
11:00〜12:00訪問2件目
12:00〜13:30昼休憩・移動
13:30〜14:30訪問3件目
14:30〜15:30訪問4件目
15:30〜17:00帰所して記録。訪問で気づいた点があれば各事業所へ連絡
17:00退勤(定時)

訪問は多い日で午前2件・午後2件。

訪問を終えたら事業所に戻って記録を書き利用者さんから預かった要望や気づきを各サービス事業所に電話やFAXで伝えます。

私は残業をしたくないので定時で帰るようにしています、夜勤はもちろんありません。

病棟時代の生活リズムを考えるとこの働き方の変化は本当に大きいです。

詳しくは、「パートケアマネという働き方」をご覧ください。

看護師時代との違い、3つ

違い① スケジュールを自分で組める

看護師時代は自分で予定を組むことなんてできませんでした。ナースコールや急変に振り回され業務の順番は常に「病棟の都合」でしたが、ケアマネになった今は訪問の日程も1日の組み立ても自分で決められます。

違い② 記録のタイミングが自由

看護師は記録を随時とっていかなければならずリアルタイムの記録に常に追われていましたが、ケアマネの記録は自分のペースで書けます。

違い③ FAX・紙・電話の文化

これはカルチャーショックでした。治験CRC時代はメールでのやり取りが主でしたが介護業界はFAXと紙と電話で動いている場面がとても多いです。「え、これもFAXで送るの?」と最初は戸惑いました。慣れの問題ではありますが転職前に知っておくとギャップが小さくて済むと思います。

看護師経験が活きる場面

記録とケアプラン作成に抵抗がない

看護師は記録をとることが多く看護計画を立てることにも慣れています。アセスメント→計画→実施→評価という流れが体に染みついているのでケアプラン作成のハードルは低かったです。「看護師をやっていてよかった」と一番感じるところです。

医療知識がそのまま武器になる

主治医の意見書が読める、病状の変化に気づける、医療機関との連携で話が通じる。医療職出身であることは居宅ケアマネの現場では確実に強みになります。

「看護師出身のケアマネ」は現場で貴重

私の職場の同僚は年配の方が多く「看護師でこの年齢でケアマネをやる人は貴重だよ」と言っていただきました。医療ニーズの高い利用者さんの担当を任されやすいなど期待される場面は多いと感じます。

正直、大変なところ

いいことばかりではありません。

半年働いて感じた「しんどさ」も正直に書きます。

予定通りに行かない日

ケアマネの1日は、いつも予定どおり進むわけではありません。
利用者さんの体調変化、サービスの急な変更、家族や事業所からの電話によって、訪問予定を組み直すこともあります。自分で予定を組める反面、臨機応変な対応も必要です。

地域の社会資源を知らないと仲介できない

ケアマネの本質は「つなぐ」仕事。でも地域にどんなサービスや施設があるかを知らないとそもそも仲介ができません。老人ホームひとつとっても種類がいくつもありさらに施設ごとに特色が違う。ネットの情報だけではわからないことが多すぎるんです。足を運び、人に聞き、少しずつ地域を知っていくしかありません。私はまだ半年なので「最初の1年はとにかく学ぶ」と決めています。

給料は看護師時代より下がる

正直に言うと介護・福祉業界の給料は安いと思います。夜勤手当のあった看護師時代と比べると収入は下がります。「働き方」を取るか「収入」を取るか、ここは転職前にしっかり考えておくべきポイントです。

詳しくは、「看護師からケアマネに転職すると給料と働き方はどう変わる?」をご覧ください。

複数の課題が重なるケースは調整に時間がかかる

ケアマネは自分で利用者さんを選ぶことができません。
独居、経済面、家族関係、医療・福祉など、複数の課題が重なるケースでは、関係機関との調整や緊急対応が増えることがあります。ひとりで抱え込まず、事業所内や地域包括支援センターに相談することも大切だと感じています。

まとめ:夜勤なし・定時帰りでも、看護師経験はしっかり活きる

  • 居宅ケアマネの主な仕事は「相談・アセスメント、ケアプラン作成、モニタリング、サービス担当者会議、給付管理・連絡調整」の5つ
  • 夜勤なし・残業なしで、スケジュールは自分で組める
  • 記録や計画立案、医療知識など、看護師経験は確実に武器になる
  • 給料ダウン・地域の社会資源の勉強・困難事例など大変な面もある

「病棟以外の働き方」を探している看護師さんにとってケアマネは有力な選択肢のひとつです。

まずは自分に受験資格があるかどうか確認してみてください。

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この記事を書いた人
看護師・介護支援専門員
めぐみ

看護師・介護支援専門員。ICU・CCU・救急救命で12年、クリニックで2年、院内CRCとして12年勤務しました。現在は居宅介護支援事業所でケアマネジャーとして働いています。病棟以外の働き方や看護師の転職について、実体験をもとに発信しています。

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