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ケアマネ1か月の仕事|月初・月中・月末の業務チェックリスト

ケアマネ・介護
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新子ちゃん
新子ちゃん

ケアマネの仕事って、1か月の中でどう進めるの?

月初・月中・月末にやることを、まとめて知りたいな。

看護師として働いていた頃は受け持ち患者の検査や処置、清潔ケアなどを1日のスケジュールとして組み立てて働いていましたが、ケアマネになって気づいたのは、仕事を1か月単位で考えるという違いです。

ケアマネになって10ヶ月目にして、ようやく1か月を見通して予定を立てられるようになってきました。

もちろん、新規相談や入退院、サービス変更が重なると、予定どおりに進まないこともあります。

それでも毎月行う仕事をあらかじめ整理しておくと訪問や記録の抜け漏れを防ぎやすくなります。

この記事では私が実際に行っている業務をもとに、ケアマネの1か月の仕事を月初・月中・月末に分けて紹介します。

ケアマネの1か月の仕事一覧

居宅ケアマネの仕事は、おおまかに次のように分けられます。

時期主な仕事
月初前月の実績確認、給付管理、国保連への請求
月中モニタリング訪問、記録、連絡調整
月末提供票の送付、訪問や記録の漏れを確認、翌月の準備
随時新規相談、契約、担当者会議、入退院・サービス変更への対応

月初は給付管理の締切があるため、短期間で実績を確認しなければなりません。

月中はモニタリング訪問を進め、月末までに翌月の準備を整えます。

ただし、新規相談や入退院、急なサービス変更が入ると予定していた仕事を組み直すこともあります。

「月初になったらこれ」「25日までにこれ」と、期限のある仕事から先に予定へ入れておくと1か月の流れをつかみやすくなります。

月初の仕事|実績確認と給付管理

月初は、前月に利用した介護サービスの実績確認と給付管理を行います。

実績確認とは、各サービス事業所から届いた実績を確認し、利用回数だけでなく加算や単位数を、利用者ごとに数字を照合していく作業です。

給付管理票などの国保連への提出は、原則として毎月10日までに行います。

私の勤務先では、各ケアマネが担当利用者の実績を確認したあと事業所全体の分をまとめて国保連へ請求します。

ケアマネが提出する給付管理票とサービス事業所の請求内容が一致しない場合は請求が返戻となり、事業所への支払いが遅れることがあります。

給付管理は私にとって1か月の仕事の中で一番の山場です。

確認と請求が無事に終わると、大きな山をひとつ越えたような気持ちになります。

月中の仕事|モニタリング

月中は、利用者宅へのモニタリング訪問が中心になります。

要介護の利用者については、原則として月1回利用者と面接しモニタリング結果を記録します。

体調や生活の変化、サービスの利用状況、本人・家族の希望などを確認します。

私は、訪問する日と訪問しない日を分けることが多く1日に6件ほど予定を入れています。

利用者宅の場所や移動時間を考えながら、効率よく回れるように予定を組んでいます。

自転車で行ける地域と車で回る地域を分け、週間天気予報も確認します。

雨の日に自転車で何件も回ることにならないよう、天候が安定している日に訪問をまとめることが多いです。

モニタリングで確認している内容は、関連記事「ケアマネのモニタリングでは何を聞く?時間と確認項目7つ」で詳しく紹介しています。

月末の仕事|提供票の送付と翌月の準備

月末は今月の仕事を終わらせると同時に、翌月のサービス利用に向けた準備を行います。

私の勤務先では、毎月25日までに翌月のサービス提供票を各サービス事業所へ送信します。

提供票を作成するときは、デイサービスや訪問介護などの利用日、利用回数、加算に変更がないかを確認します。

提供票の送信以外にも、次のような漏れがないか確認します。

  • モニタリング訪問を終えているか
  • モニタリング結果を記録しているか
  • 利用者や事業所へ連絡すると伝えた件が残っていないか
  • 翌月のサービス予定に変更がないか
  • 更新認定や目標期限が近い利用者はいないか

月末までに訪問や記録をすべて終え、翌月の予定まで確認できると次の月を落ち着いて始められます。

月初・月中・月末に関係なく入る仕事

ケアマネの仕事には、毎月決まって行う業務だけでなく、時期に関係なく突然入る仕事もあります。

  • 新規利用者の相談・契約
  • アセスメントとケアプラン作成
  • サービス事業所の見学や選定
  • サービス担当者会議
  • 入院時の情報提供
  • 退院前カンファレンスや家屋調査
  • サービス内容の変更
  • 要介護認定の更新・区分変更
  • 転倒や体調悪化などへの対応
  • 施設入所や逝去に伴う支援終了

私は、多い月には新規利用者を4件持ったことがあります。

新規の相談は、病院や地域包括支援センターなどから入ります。

本人・家族の希望を聞き、利用する事業所を探して必要に応じて見学へ同行する。

ケアプランを作成し、サービス担当者会議を開催、サービス開始まで、何度も利用者宅を訪問することがあります。

退院前から住宅改修や福祉用具の調整を行うこともあります。

担当件数が同じ20件でも、状態が安定している利用者が多い月と、新規・入退院・サービス変更が重なる月では仕事量が大きく変わります。

ケアマネの1か月の業務チェックリスト

毎月行う仕事を、月初・月中・月末に分けてチェックリストにしました。

事業所によって締切や進め方は異なるため、自分の勤務先のルールに合わせて調整してください。

月初のチェックリスト

▢各サービス事業所から実績が届いている
▢利用予定と実績の回数が一致している
▢加算や単位数に変更がない
▢欠席・振替・入院などの理由を確認した
▢不明点をサービス事業所へ確認した

月中のチェックリスト

▢モニタリングの訪問予定を立てた
▢利用者宅を訪問した
▢モニタリング結果を記録した
▢各事業所から届いた報告書を確認した
▢必要な連絡やサービス調整を行った

月末のチェックリスト

▢全員のモニタリングを実施した
▢モニタリング記録の未入力がない
▢25日までに提供票を各事業所へ送信した
▢利用者や事業所への連絡漏れがない
▢認定有効期間と目標期限を確認した
▢更新手続きや担当者会議の予定を確認した

すべてを頭の中で覚えようとせず、毎月同じ項目を確認できる形にしておくことが抜け漏れを防ぐ方法のひとつです。

まとめ|1か月の流れがわかると予定を立てやすい

ケアマネの仕事は1日ではなく1か月単位で考えると整理しやすくなります。

  • 月初は実績確認と給付管理
  • 月中はモニタリング訪問と記録
  • 月末は提供票の送付と翌月の準備
  • 新規相談や入退院、サービス変更には随時対応

特に月初の給付管理は国保連への提出期限があるため、1か月の中で最初の大きな山場です。

一方、月中や月末も予定どおりに進むとは限りません。

新規相談やトラブルが重なると同じ担当件数でも仕事量は大きく変わります。

ケアマネの仕事は幅が広く、最初からすべてを完璧にこなすのは難しいものです。

このチェックリストが毎月の仕事を整理し、不安を少し軽くするきっかけになればうれしいです。

この記事を書いた人
看護師・介護支援専門員
めぐみ

看護師・介護支援専門員。ICU・CCU・救急救命で12年、クリニックで2年、院内CRCとして12年勤務しました。現在は居宅介護支援事業所でケアマネジャーとして働いています。病棟以外の働き方や看護師の転職について、実体験をもとに発信しています。

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