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CRC(治験コーディネーター)の給料と待遇の実際|院内CRC12年の本音

治験CRC
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「CRCに興味があるけど給料はどれくらいなんだろう?」

看護師からCRC(治験コーディネーター)への転職を考えたときまず気になるのが給料だと思います。

私は大学病院のICU・CCU・救急救命で12年働いたあとクリニックを経て、院内CRCとして12年働きました。この記事では実際に院内CRCとして働いた経験から、給料の実際と給料以外の待遇面について正直に書きます。

結論から言うと病棟看護師時代と比べれば給料は下がります。でも働き方の穏やかさと有給の取りやすさまで含めた「トータルの待遇」で見るとCRCは決して悪くない選択肢です。

CRCの給料の相場:「SMO」か「院内」かで事情が違う

まず前提としてCRCには大きく2つの働き方があります。

  • SMO(治験施設支援機関)のCRC:企業に所属して病院に常駐する働き方。求人の大半はこちら
  • 院内CRC:病院に直接雇用される働き方。求人数は少なめ

求人を見るとSMOのCRCは月給25〜35万円台がボリュームゾーンです。未経験スタートだと20万円台半ばから経験を積むと30万円台というイメージです。

一方、私が働いていた院内CRCは病院の給与規定に沿って決まります。看護師資格を持って採用される場合は看護師としての経験年数が給与に反映されることも多く、賞与も病院職員と同じ基準で支給されます。

看護師時代との給料比較:下がるのは「夜勤と残業の上乗せ」の分

私の実感を正直に言うと病棟看護師時代より給料は下がりました。ただし、その内訳を見ると納得できるものでした。

病棟看護師の給料が高いのは夜勤手当と残業代が上乗せされているからです。CRCになるとこの上乗せが大きく減ります。下がった分の正体はほぼ「夜勤と残業の上乗せ」でした

基本給ベースで比べると差は思っているほど大きくありません。特に院内CRCの場合は病院の給与表に沿って経験年数分の昇給もあります。

「夜勤で稼いでいた分がなくなる」と考えるか「夜勤で心と体をすり減らす生活をやめられる」と考えるか。私は後者でした。

CRCにも夜勤はある。でも病棟の夜勤とは別物

「CRCは夜勤なし」とよく言われますが私の職場には夜勤がありました。健康な成人の方に入院してもらって行う治験(I相試験)を実施していたためです。ただその中身は病棟の夜勤とはまったくの別物でした。

  • 回数は月2回くらい。病棟時代の月8回前後とは比べものになりません
  • 1人当直ですが対象は健康成人なので夜間に急変することがまずない
  • 3時間に1回のラウンド以外は消灯から起床までずっと横になれる

病棟の夜勤が「一晩中走り回って朝には燃え尽きている」ものだとしたらCRCの当直は「何も起きないことを見守る」夜です。夜勤明けのダメージがまるで違います。

大変な夜もあります。蓄尿のある試験のときは、被験者さんがトイレに行くたびにナースコールが鳴り、尿の混ぜ込み処理が必要になります。その日は細切れの対応が続きますがそれでも急変対応の緊張感と比べれば負担の質が違います。

このあたりの詳細はCRCに夜勤はある?にも書いています。

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